子犬をペットショップで購入した際に店員さんに勧められるがままに「スタミノール」というペースト状のサプリを購入しました。しかしネットで検索してみるとスタミノールはあまりよくないという評判が見受けられます。
実際のところ、スタミノールは犬の身体にあまりよくないのでしょうか?子犬に与えても大丈夫なものなのでしょうか?
今回はスタミノールの効果・活用法と、犬の健康へのリスク、子犬に与えても大丈夫なのか?というポイントについて解説したいと思います。
スタミノールは子犬に与えても大丈夫だけど・・・
まず結論から言ってスタミノールは子犬に与えても大丈夫なものです。しかし、与えてもいい時期・年齢には注意が必要です。
パッケージ裏面の「使用上の注意」には「0~2ヶ月の幼犬には与えないこと」とハッキリ書かれています。
プロの定義では「子犬」というのは生後7ヶ月くらいまでを指すものですが、家族として迎え入れた子犬が2ヶ月に満たない幼犬だった場合はスタミノールは使えないという事になります。
消費期限などが厳しい商品ではないので子犬が2ヶ月未満の状態でスタミノール買ってしまっても取っておけばいいだけの話ですが、購入するときはよく確認しておいた方がいいですね。
スタミノールを与えることのメリット・デメリット
スタミノールのメーカーが狙っているメリットは以下のようになっています。
- フードを食べない時にフードに混ぜて与える
- 薬を飲ませる時に与える
- しつけのご褒美に与える
しかし、これはあまり鵜呑みにしない方がいいのではないかと思います。デメリットもしっかりあるからです。
というのもスタミノールの成分の割合に占める油分の量はなんと40パーセント以上で糖分も多め。更に犬が分解できない小麦由来の成分が配合されています。まさにこれがデメリットです。
確かに犬は喜んで食べるでしょうが、それは油分と糖分を多く含んでいるからで美味しく感じるのは当然のことですし、人間と同じでこれを毎日食べると太ってしまうでしょう。
また犬というのは本来肉食なので、大豆油・大豆プロテインを与えるのはあまりよくないです。
よって、スタミノールは出来るだけ与えないようにした方がいいです。薬を飲ませる時に与えるのはメリットの方が大きいのでとてもいい使い方なのですが、しつけのご褒美やフードを食べない時に味付けをしてあげようという意図で使うとどんどん太ってしまいます。
フードを食べないのであればフードの質を見直す方が先です。犬がフードを食べなくなるのにはちゃんとした理由があるのです。
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ちなみにここまではあくまでも幼犬ではなく成犬の場合のこと。幼犬に与える場合は意味合いがちょっと変わってきます。
子犬にスタミノールを与える意味
子犬はとても低血糖になりやすいです。特に小型犬の子犬の低血糖というのは最悪の場合無くなってしまうこともあり致命的な症状なのです。
子犬にスタミノールを与えるのはこの低血糖を防ぐ意味合いもあります。生後2ヶ月以上の子犬でスタミノールを与えられる月齢なのであれば1日に1回与える程度はメリットの方が大きいと言えるでしょう。
実際、私も小型犬の子犬の低血糖を防ぐためにスタミノールを与えていた時期がありましたが、特に肥満になるなどといったことはなく、安心して育てることが出来ました。
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