子犬の餌のふやかし方!水の量と温度・ふやかす時間はどのくらいがベスト?

子犬を飼うと特にペットショップなどでは最初に「のドッグフードをふやかしてあげてください」という指示を受けることが多いです。でもふやかす時間やふやかすために使う水の温度については結構迷いどころですよね。

そこで獣医さんや訓練士の人に直接聞いて回って確かめた上で私がベストだと思った子犬のためのエサのふやかし方・ふやかす時間について解説したいと思います。

子犬のエサのふやかし方

では早速、私が最終的にたどり着いた最適な「子犬のエサのふやかし方」について解説していきましょう。

ふやかす時間は「ふやけるまで」

まずは餌をふやかす時間についてなのですが、これは餌が十分にふやけるまでおいておくというのが正解です。餌の種類や粒の大きさによってもふやけるまでの時間は変わってくるので一律の基準というのは特に無いです。

でもだいたいの子犬用のエサであれば早くて30分~1時間程度もおいておけばちょうどいい感じにふやけきります。

餌を与えたらすぐに次のエサをふやかし始めるという感じでローテーションしていけば、「餌をあげなきゃいけない時間なのに用意が出来ていない」ということにはならないので安心です。

水の量は餌の量によって変える

水の量をどのくらい入れたらいいのか?ということですが、これは完全に餌の量によって変わってきます。

餌の量に左右されない基準としては皿の中で餌がひたひたになるくらいに水を入れるのがベストということです。

計量カップで計る必要も特に無いですし、子犬の場合だと食べる餌の量もどんどん増えていく時期ですので、いちいち水の量を一度決めたとしてもあまり長く使いまわせる基準にはならないです。

また餌の種類や粒の大きさによってもふやけるまでの十分な水の量は変わってきます。出来るだけ粒が小さくてふやかしやすいドッグフードを選ぶようにしましょう。

パピー用(子犬用)と書かれている餌であれば基本的にこの点はクリアです。

温度はお湯でも常温の水でもOK!

子犬のエサをふやかす上で特に議論の的になるのが「水の温度はどうしたらいいのか?お湯を使った方がいいのか?」ということです。

これは水でもお湯でも全く問題は無いです。

よく言われるのは「お湯だとフードの栄養素が壊れる」というお話ですが、一方でお湯で温めることによって吸収効率があがるという話もあるので、この点はあまり神経質にならない方がいいです。

また、お湯でふやかすと香りがよくたって犬の食欲を刺激してくれるので、水でふやかした場合と比べると気持ち程度食いつきが良くなる傾向があるようです。

どうせなら冷えたご飯よりも温かいご飯の方がいいというのは人間も犬もかわらないということですね。

絶対に押さえておきたい注意点

子犬のエサをふやかす時には注意点もあります。

熱すぎず冷たすぎず

子犬が食べられないくらいの熱いお湯でふやかしてから温度が下がらないうちに与えるとか、あまりにキンキンに冷やしすぎてしまうというのは避けた方がいいです。

熱いお湯は論外ですね。熱湯でふやかすのではなくて、最初から50度くらいのお湯でふやかすようにするとちょうどよくなります。

一方で冷やし過ぎるのは内臓が冷えてあまりよくないので水を使う場合は常温でふやかすようにしたいですね。

夏場などはどうしても作り置きすると冷蔵庫に入れてしまいがちですが、冷蔵庫で保存したエサは与える前に庫外で少し放置してなるべく常温に戻した方がいいです。

水が余ってしまっても捨てない

どのくらいの水でちょうどよくふやけるのかというのは最初はちょっと難しいものです。水が少なかった場合は足せばいいのですが、水を多めにし過ぎて水がお皿の底に溜まってしまった場合はなんとなく水を捨てたくなりますよね。

でもエサをふやかして溜まってしまった水にはエサに含まれていた栄養素が流れ出していますので、捨てずにそのまま与えるのがベストです。

ちょっと口の周りが汚れてしまうことになりますが、犬自身はあまり気にせずに美味しく食べてくれるので心配は無用です。

子犬のエサをふやかすことはそんなに重要じゃなかった

ここまで記事を書いておいてなんですが、実はそこまで子犬のエサをふやかすことは重要ではなかったりします。絶対にふやかさないとダメっていうことではないのです。

かかりつけの獣医さんから聞いて「確かに!」と納得してしまったのですが、子犬のエサをふやかすメリットというのは「食べやすさ」というだけです。

確かに柔らかければ食べやすいかもしれません。でも消化のしやすさはふやかした場合でもそのままあげた場合でも特に変わりがありません。

どうせ水を後から飲むわけですから最後は胃の中でしっかりとふやけます。

子犬の胃腸にとっての消化のしやすさという点ではふやかしているかどうかというのはあまり問題にはならないのです。

どちらかというと餌の内容をしっかりとしたものにしてあげた方がいいです。

まとめ

子犬にあげるエサ・フードをふやかしてあげる場合は特に水の量や時間に決まりはないです。見た目にふやけるのであれば全く問題は無いですし、餌の種類によってはそれぞれ違ってきます。

お湯でも水でも大丈夫です。お湯で温かくした方が香りがよく立つというメリットはありますので、両方試してみて食いつきに違いがあるならよりよく食べてくれる方で餌を用意してあげるといいでしょう。

また実際のところ「エサをふやかす」というのは子犬のエサであってもそこまで重要なことではないです。結局水を飲んでお腹の中でふやけるので消化する上では問題はありません。

子犬にとって本当に食べやすいエサは消化しやすい食材を使って安全に作られたエサですので、不安な人はエサの見直しを忘れずにしておきましょう。

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