愛犬に餌を与えた際、勢いよくガツガツと食べて噛まないで丸呑みすることがあります。人間にとっては噛むことが当たり前なので「噛まないで丸呑みはよくないんじゃないか?」と思いますよね。
しかし、実は犬にとっては餌を丸呑みすることは当たり前で、必ずしも体に悪いわけではないんです。
今回はなぜ犬は餌を丸呑みしてしまうのかという理由と、少しでも改善するために出来る対策について解説していきます!
犬が餌を噛まずに丸呑みするのは習性上仕方ない
もともとは野生で生活をしていた犬は肉食動物であり、歯の構造が人間とは違います。捕らえた獲物を食べる際の「引き裂く」ことは得意ですが、「租借してすりつぶす」ことは歯の構造上、適していないんですね。
そのため、今ではペットとして飼われるようになったわんちゃんでもその古くからの名残があるため、餌を食べる時に噛まずに丸呑みをしてしまうことが多いです。
しかしその分、犬の胃酸は動物の骨を溶かしてしまうほど、消化吸収に優れています。
なので餌を丸呑みしてしまってもドッグフード自体に問題がなければ、しっかりと消化してくれるので問題はありません。
丸呑みをやめさせた方がいいのはどんな時?
基本的には丸呑みは問題ないとされていますが、場合によっては丸呑みをやめさせた方がよいこともあります。それは以下の場合です。
- 1年経っていない子犬の場合
- シニア犬の場合
- 餌を食べる時にむせる場合
- 食べた後にすぐ吐いてしまう場合
まず子犬というのはまだ消化器官がしっかりと発達していません。発達していない状態で餌を丸呑みしてしまうと、胃に大きな負担がかかり消化不良になることも。
シニア犬に関しては子犬と逆で、消化機能がだんだんと衰えていますので、丸呑みは危険です。
上記が当てはまる場合は次に解説する丸呑み対策をした方がよいでしょう。
愛犬の丸呑み防止の3つの対策方法とは
それでは、餌を丸呑みしてしまう時にやってみて欲しい対策を解説します。どうしても丸呑みしてしまう愛犬に困っている飼い主さんはぜひ試してみて下さい!
1、ドッグフードをふやかしてから与える
ドライフードをそのまま与えると粒の大きさによっては1~2回噛んで丸呑みしてしまうので、ぬるま湯でふやかしてから与えてみましょう。半分ふやかして、半分はカリカリのままというのもOKです。
ふやかすことによって少し食べづらくなりますので、ドライフードの時よりも租借が増え、さらに水分を含むことで満腹感も増大します。
またフードが柔らかくなることで消化にも良くなり、子犬やシニア犬にもオススメの方法です。
2、ケージの中で餌を与える
野生本能の強い犬は餌が横取りされるかもしれないと感じると、本能的に急いで食べてしまうため丸呑みに繋がります。
多頭飼いの飼い主さんにはぜひ気をつけて頂きたいポイントですし、1匹だけの場合も餌を食べている時は近づかないようにしてください。
一番いいのは、餌を与える際はケージの中に入れて、落ち着いて餌を食べられる環境を作ってあげるということですね。
3、与えているドッグフードを見直す
与えているドッグフードが「硬すぎる」「形が合わない」などの理由で食べづらく丸呑みしてしまう場合や、ドッグフードに消化のしにくい原材料が使用されていると、丸呑みした際に消化がうまくされないというデメリットもあります。
そのため一度与えているドッグフードを見直してみるということも一つの対策です。
私が、愛犬が子犬のときから与えているのは「モグワンドッグフード」というドライフードですが、モグワンは真ん中に穴が空いているため水でふやかしやすく与えやすいです。また固すぎないため小型犬でもカリカリと美味しそうにしっかりと噛んで食べてくれます。
さらに、原材料は人間が口にしても安全な食べ物を使用しているため、仮に丸呑みしたとしてもきちんと消化し、お腹に負担をかけません。
自分の愛犬はちゃんと食べてくれるかな?と不安に思ったら、モグワンは初回のみ最大20%オフになるキャンペーンもあるので、ぜひ試してみてください!
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まとめ
犬が餌を丸呑みしてしまうというのは、歯の構造上や犬の習性上仕方のないものですし、丸呑み自体は体に悪いわけではありません。
しかし、丸呑みがデメリットに繋がる場合もありますので、愛犬が子犬またはシニア犬の場合や、ドッグフードを食べている時よくむせる場合などはしっかりと対策してあげた方がよいでしょう。
すぐに出来る方法としてはドッグフードを水でふやかしてあげたり、ケージの中で落ち着いて食べてもらうことです。
また、与えているドッグフードを見直すことも一つの方法です。
ぜひ、丸呑みをできればやめさせたいと感じている飼い主さんは、対策をとってみてはいかがでしょうか?
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