犬を飼った時にペットショップなどでも指導されるのですが、子犬に与えるエサはカリカリのドライフードをそのままあげるのではなく、決まって水やお湯でふやかした柔らかいものをあげます。
でもいつまでふやかすのか?ふやかさなくてよくなる時期はいつなのか?というのも気になるところですよね。
よく言われるのは「生後4か月くらいから徐々にカリカリのエサに切り替えていく」ということです。しかしこの数字の根拠や理由はあるのか?というのも気になります。
そこで今回は子犬のエサをいつまでふやかすべきなのか?というのを理由を交えて解説していきたいと思います。
子犬のエサを4ヶ月までふやかす理由
子犬のドッグフードをふやかす理由はいくつかあるのですが、よく知られているのは消化器官が未発達だから。というものです。
人間の赤ちゃんがお粥や離乳食を食べるのと同じような理屈です。
あとは食べやすいかどうかという問題ですね。あまりに小さい犬だと喉つまりを起こしてしまう危険があるので、ふやかして柔らかくする必要があるというわけです。
4ヶ月くらいからドライフードに切り替えることになるのですが、なぜ4ヶ月なのかというと乳歯が生えそろって多少硬いものでも無理なく食べられるようになる月齢だからです。
カリカリのエサに切り替える手順と時間
ふやかしていたエサをカリカリのドライフードに切り替えるにはちゃんと手順があります。
- ふやかしたいつものエサにふやかしていないエサを振りかける
- 徐々にふやかしたエサの割合を減らしていく
- 1週間~10日程度かけて完全にドライフードにする
手順と言っても割と簡単に見えるのですが、実際にやってみると結構神経を使います。
ふやかしたエサとドライフードのままのエサの割合と、どのタイミングでどんな割合にするか?というのは考え出すとキリがないです。
実はふやかす必要はあまりない
今回のテーマを真っ向から否定するような話ではあるのですが、3ヶ月を過ぎた子犬のエサは特にふやかす必要はないです。結局水を飲むのでお腹の中でちゃんとふやけてくれるためです。
最近では子犬用のエサも多く出回るようになってきており、総じて子犬用のドッグフードは粒が小さく作られていますので、喉つまりを起こす心配もあまりないのです。
マルチーズやトイプードルのような小型犬よりも更に小さい「超小型犬」と呼ばれる犬種は注意が必要ですが、あまり神経質になる必要はないと言えるでしょう。
まとめ
子犬のエサをいつまでふやかして与えるか?という疑問についてはだいたい乳歯が生えそろう生後3ヶ月~4ヶ月程度を目安に切り替えることが多いようです。
ただ、消化に関してはそこまで劇的な差があるわけではないので、3ヶ月頃からカリカリのドライフードを与えてしまってもいいでしょう。
食べやすさが変わってくるということと、餌の種類によっては粒の大きさから喉つまりを起こしてしまう可能性はゼロではないので、子犬でも食べられる小さい粒のドッグフードを与えるようにしたいですね。
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