犬にとって危険な食べ物ベスト5!食べ過ぎたら命に関わることも!

愛犬に食べ物を与えるとき、ドッグフード以外にもついつい色んな食べ物を与えてしまったり、犬がいたずらでテーブルにある人間の食べ物を食べてしまっていた!なんてことはありませんか?

人間の食べ物には犬にとって危険な食べ物も潜んでいますが、犬は自分にとって「危険な食べ物」が何かを判断できないので何でも食べてしまうでしょう。

今回は犬の命に関わる危険な食べ物をまとめますので、愛犬が届きそうな場所にはこれらの食べ物は置かないよう、気をつけていきましょうね!

犬にとって危険な食べ物ベスト5

まずはじめに犬が食べてしまうと危険な食べ物ベスト5からお伝えします。これらの食べ物は必ず覚えておいて、犬には絶対に与えないでくださいね。

1、チョコレート

チョコレートは食べてからの中毒症状の発症が早い上に、死に至る可能性も高く、死までの到達時間も早いです。また、ミルクチョコレートよりもビターチョコレートの方がカカオ含有率が高いため、ビターチョコを食べてしまった場合は要注意です。

<危険な摂取目安や症状は?>
チョコレートの摂取量によって症状が出るまでの時間は異なりますが、だいたい早くて1〜2時間、通常だと6〜12時間以内に発症します。

  • (例)3kgの小型犬・・・ビターの板チョコレート50g
  • 初期症状・・・落ち着きがなくなる、不整脈、おもらし、嘔吐、下痢、手足の震えなど
  • 症状悪化・・・痙攣、昏睡、死に至る可能性もある

2、玉ねぎ

たまねぎなどのネギ類は食べたらダメ!という食べ物で有名ですが、たまねぎは食べると体内の赤血球が破壊され、貧血状態に陥ることから呼吸困難につながることがあります。

たまねぎを煮込んだ時のスープなど、たまねぎエキスが入っている食べ物も危険なので要注意。

<危険な摂取目安や症状は?>
たまねぎは食べてからだいたい⒈〜5日ほどで発症しますが、量によってはそれよりも早く発症する場合もあります。もし愛犬がたまねぎを大量に食べてしまった場合は、必ず病院へ連れて行きましょう。

  • (例)3kgの小型犬・・・たまねぎ約1/4個
  • 初期症状・・・貧血、黄疸、元気がなくなる、血尿など
  • 症状悪化・・・呼吸困難、ひどい場合は死

Wikiペディアにも中毒性について紹介されています。参考文献:たまねぎ中毒について

3、キシリトール

キシリトールはガムに含まれていることがほとんどなので、飼い主さんの不注意がない限り口に入れてしまうことは少ないと思いますが、もし愛犬が口に入れてしまった場合、膵臓からの急激なインスリン放出から低血糖症を引き起こしてしまいます。

<危険な摂取目安や症状は?>
キシリトールの毒性は少量でもそこそこ強く、ガム1粒食べてしまうと肝臓に対しての毒性が一気に上がります。初期症状はだいたい30分〜60分以内に現れ始めます。

  • (例)3kgの小型犬・・・ガム約1/2粒〜1粒
  • 初期症状・・・嘔吐、よだれ、脱力感、歩行困難など
  • 症状悪化・・・食べてから2〜72時間以内で急性肝不全の症状

4、アボカド

アボカドは人間が食べる柔らかい部分だけでなく、葉、種子、樹皮にも毒性がありますので、アボカドそのものを犬の届くところに置いておかないようにしましょう。

<危険な摂取目安や症状は?>
アボカドの場合は種ごとのまるまる1個を食べてしまうなど、多量摂取した場合に中毒症状を引き起こす食べ物です。

  • 初期症状・・・嘔吐、下痢など
  • 症状悪化・・・量によっては死に至る場合も

5、レーズン・ぶどう

ぶどうによる中毒症状は、アメリカの調査機関によって犬・猫に発症するものとして認められましたが、その因果関係はまだはっきりとは解明されていないようです。

そのため、レーズンを食べて重い症状が出る犬もいれば、軽い症状で済む犬もいます。あなたの愛犬がどちらになるかはわかりませんが、有毒な食べ物ということだけ立証されているので、避けるべき食べ物の1つと言えます。

<危険な摂取目安や症状は?>
犬の場合、早くて2〜3時間以内に症状が現れはじめ、すべての犬がなるとは限りませんが、3〜5日で症状が悪化する可能性もありますので要注意。

  • (例)3kgの小型犬・・・巨峰を約3粒、デラウェアを約30粒、レーズンを約15粒
  • 初期症状・・・嘔吐、下痢など
  • 症状悪化・・・急性腎不全、急性腎不全が悪化すると死に至る場合も

犬が食べると即死に近い猛毒な食べ物はこれ

犬が少量でも食べたら即死する!という食べ物は基本ありませんが、即死に近いほど犬にとって猛毒な食べ物は、「ビターチョコレート」と「たまねぎ」です。

特にたまねぎはエキスだけでも犬にとっては毒になりますので、愛犬に手作りご飯をあげている飼い主さんも注意してくださいね。

ビターチョコに関しても、50g以上は小型犬にとっては致死量です。その辺に板チョコを置いといてしまって、犬がいたずらして食べてしまっていた・・・なんてことがないよう、身の回りには気をつけましょう。

くりまる
ぼくたち犬は食べれるものから食べれないものまでなんでも口にいれて飲むこんじゃうんだ。だから、ぼくたちの手の届くところには置いておかないでね!

犬が食べてはいけない食材を食べてしまった場合の対処法

食べてはいけない食材を食べてしまったら、とにかくかかりつけの病院で診てもらうのがもっとも安全な方法でしょう。

中には過酸化水素水を使って食べたものを吐かせたり、舌の付け根を押して吐かせたりなど自分でできる対処法もありますが、慣れてない飼い主さんにとってはおそらく咄嗟にはできないでしょうし、そもそも過酸化水素水も常備している家の方が少ないと思います。

そのため、まずはしっかりと専門の医師に診てもらうことのほうが、確実でしょう。

連れて行った先の病院で聞かれる・伝えること

食べてはいけないものを食べてしまって病院に連れて行く場合、だいたいの病院で聞かれる・伝えなきゃいけないことは「いつ・何を・どれくらい食べてしまったか」ということです。

症状のレベルは摂取してからどれくらい経過したかで変わってきます。もしいつ食べたかがわからない場合は、愛犬が元気のなくなったタイミングだけでもOKです。

また、何をどれくらい食べたのかも重要ですので、慌てず冷静に医師に伝えられるように状況把握をしておきましょう。

愛犬が危険な食べ物を食べてしまったら慌てずかかりつけの病院へ!

あなたの愛犬が中毒性の強いチョコレートやたまねぎ、キシリトールガムなど、犬にとって危険な食べ物を食べてしまって、症状が出てしまっている場合はすごく焦ってしまうかもしれませんよね。

しかし、病院に行った時には愛犬が「いつ・何を・どれくらい食べてしまったのか」をいかに正確に伝えられるかがポイントです。

慌てずに、状況把握を冷静に行って、行った先の病院でしっかりと状況を伝えられるようにしておきましょう。

犬はなんでも口にしてしまう生き物です。飼い主さんのあなたが愛犬を守っていくために、愛犬の届くところには危険な食べ物含め、口に入れたら危険なものは置かないように日頃から気をつけていきたいですね。

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