子犬が餌をあまり食べないのは餌に原因あり!理由と対策を検証

ペットショップやブリーダーさんから「この子は餌もしっかり食べて元気な子ですよ!」と言われて家に連れてきたのに、なぜか子犬が餌をあまり食べない・・・という悩みに直面する飼い主さんはとても多いです。

実際のところ子犬が餌を食べないのは餌に原因があることがほとんどです。

つまり餌を切り替えることで解消するケースが圧倒的に多いんですよね。

今回は子犬が餌をあまり食べない理由と対策についてじっくりと検証していきたいと思います。

子犬が餌をあまり食べないというのは異常事態!

まず子犬が餌をあまり食べないのは異常事態です。育ち盛り・食べ盛りの時期に食欲がなくなるなんてことは普通じゃあり得ない事ですから何か問題が起きていると考えるのが妥当です。

子犬があまり餌を食べないのが具体的にどう問題なのかというと、子犬の時期は身体の基礎が作られる時期なのでここでしっかりと食べないと身体が育たないというわけです。

成犬になっても身体が小さくて弱弱しい感じになれば病気やケガをしやすくなります。わんちゃんとしても何度も病院にお世話になるのは怖くて嫌な事ですし、病院代がかさむと飼い主さんも負担になって本当にいいことがないですよね。

子犬が餌をあまり食べない3つの原因

では子犬が餌をあまり食べない原因はなんなのか?ということで3つに絞ってお話したいと思います。

1、餌がマズい

一番先に疑うべきは餌がマズいということです。人間だって美味しいと思えない食事を出されると自然と箸が進まなくなりますよね。犬だって同じですよ。

最近は市販の餌もクオリティが上がってきているので、なかなか食べられないくらいのマズい餌を買ってしまうことも無いはずです。

しかしそれでも食べないとすればよほど安くてマズい餌を買っているか、わんちゃんの好みや身体によほど合っていないかのどちらかです。

2、消化不良を起こしている

うんちの状態を見て緩くなっていたり、ニオイが強かったりするなら消化不良になっている可能性が高いです。

消化不良になってしまうといくら食べ盛りの子犬でも食欲が落ちるので餌をあまり食べなくなります。

だいたいは安価なドッグフードに使われているトウモロコシ系の原材料が原因です。

動物病院で整腸剤をもらってくるのもいいですが、消化不良になる度に動物病院にかかっていると診察代がバカにならないので餌の切り替えを検討する必要があります。

3、餌の量が多い

子犬に与えている餌の量は適切ですか?あまりに多くあげすぎると朝はたくさん食べたけど夜はあまり食べないというような一時的な食欲不振になります。

子犬の月齢・その子の個別の食欲の具合に合わせた適切な餌の量を見つけることが重要ですが、まずは大まかな目安としてグラムを量る必要がありますのでまずはデジタルスケールで日頃与えている餌の量を正確に把握することから始めるといいでしょう。

そして毎回決まった量をあげて、食べなければすぐに餌を皿ごとしまって、次の餌のタイミングまで何も上げないというのがわかりやすい対策となります。

餌をあまり食べないなら餌の改善が一番

わんちゃんにとって餌がマズいものなのであれば餌の内容を変えていくしかないです。とは言っても餌を切り替えてその子の身体にあったものを選ぶのは別に難しいことじゃないです。

ペットショップやホームセンターなどに売っているよく見かけるようなブランドの普通の餌で問題があるのであれば、思い切って「プレミアムドッグフード」に切り替えてみるといいですね。

ペットショップでよく見かける安価な餌には穀物(特にトウモロコシ)が使われていたり添加物が多く入っていたりと、食欲減退や消化不良を引き起こす要素がたくさんあります。

プレミアムドッグフードはそんな子犬にとって良くない要素を徹底的に排除した「人でも食べられるくらいの上質なドッグフード」ですので、まだ試したことが無いならチェックしてみる価値はあると思いますよ。

まとめ

今回は「子犬が餌をあまり食べない」という子犬の飼い主さんが陥りがちな悩みについて、原因と対策を解説しました。

子犬が餌をあまり食べないというのは異常事態です。子犬は食べ盛りの時期ですので、どんどん食べて丈夫な身体の基礎を作らなければいけない時期だからです。

とは言ってもだいたいは餌がマズいとか、餌に使われている穀物(トウモロコシ)が原因で食欲にまで影響が出ているということがほとんどですので、餌を切り替えてみるというのがまず最初に出来る改善策と言えるのではないでしょうか。

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2017.12.16

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