子犬のエサは子犬用のものをあげているかと思いますが、いつどのタイミングで成犬用のフードに切り替えたらいいのかは気になるところですよね。
切り替えのタイミングがわからないとまとめ買いしたパピー用のフードを使い切ることが出来ずに無駄になってしまうこともあるかもしれません。
実は子犬のエサの切り替えの時期は間違ってしまうと消化不良や食欲不振になってしまう危険があるので時期をしっかりと見極める必要があります。
成犬用のフードには成犬になった時に切り替える
すごく当たり前の話になってしまうのですが、子犬に与えているパピー用のフードを成犬用のフードに切り替えるにはその子犬が成犬になった時に切り替えます。
でも成犬っていつからなの?という疑問もありますよね。
いつから子犬は成犬になるのか?は体格・犬種によって変わってきます。
子犬が成犬になるタイミングは犬種によって違う
子犬が成犬になるタイミングには超小型犬・小型犬と中型犬と大型犬の間でそれぞれ違いがあります。
- 超小型犬・小型犬・・・9ヶ月齢から成犬
- 中型犬・・・12ヶ月齢から成犬
- 大型犬・・・18ヶ月齢から成犬
体重や体長がしっかりと成長しきるのがだいたい上記のような月齢と言われていますので、そのタイミングに合わせて成犬用のドッグフードに切り替えればいいということです。
ドッグフードによっては対象年齢を指定しているものも
成犬の基準は小型犬・大型犬などの大まかな犬種によって変わってきますが、フードによっては対象の年齢を指定している場合もあります。
例えばこのヒルズのサイエンスダイエットのラム&ライスなどは対象の年齢が1歳から6歳の成犬となっています。
パッケージの写真は小型犬で粒も小粒になっているのですが、小型犬が成犬になる9ヶ月齢からではなく1歳からとなっています。
このようにフードごとに指定がある場合は基本的にはその年齢から与えるようにするのが無難ですね。
成犬用のフードを子犬にあげるのはダメ?
ではこのフードは子犬にあげてはいけないのか?というと、大きな声でおススメ出来るわけではありませんが、必ずしもダメということでもありません。
食いつきよく、身体にしっくり来て、うんちもしっかりと状態のいいものが出るのであれば1歳未満で食べたとしても問題は無いかと思います。
ただ、パピー用のフードは免疫対策などの意味合いで子犬の身体にまだ備わっていない栄養素を補ってくれる場合があるので、出来ればパピー用もしくはパピーが食べても大丈夫な全年齢対象のフードを与えるのが無難です。
一応注意点を挙げておくと、成犬用のフードは粒が大きめに作られていたりしますので、子犬の月齢や個体差によって喉の発達がエサの大きさに追いつかないと喉に詰まらせてしまうこともあります。
また材料も成犬用なので、もし成犬になりきらないうちにあげてしまうと消化不良を起こしてしまうこともあり得ます。
もし成犬になっていない子犬に成犬用のフードを与えるのであればこの点をしっかりと見極めつつ、ダメそうならすぐに与えるのをやめて別の物を食べさせる前提で試してみてもいいのではないかと思います。
全年齢対象のフードなら切り替えの手間は要らない
子犬用、成犬用と、フードは愛犬のライフステージに分かれているものが多いのですが、実は全年齢対象のプレミアムドッグフードというのもいくつか存在します。
全年齢対象のプレミアムドッグフードは様々な月齢の犬にとって必要な栄養素をバランスよく配合していて、どんな月齢の犬でも食べられるよう配慮された粒の大きさで作られていますので、子犬にも安心して食べさせることが出来ます。
子犬の時から全年齢対象の品質の高いプレミアムドッグフードで慣れさせておけば、飼い主・愛犬共に成犬用のドッグフードに切り替えるストレスが無くて済みますよね。
実際にうちの子を迎え入れたばかりの時に食べさせてみた検証記事もあるので良かったらチェックしてみてください。
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