犬にとって必要な5大栄養素から考えるより良いドッグフードの選び方

人間と同様ににとっても必要な栄養素があります。でもちょっとだけ人間とは摂取するべき栄養素のメニューが違います。

しっかりと栄養について考えて作られたプレミアムドッグフードであればだいたいの栄養を補うことが出来るのですが、手作りのご飯やおやつを食べさせたいと考えている飼い主さんも最近は多いです。

そこで今回は犬にとって必要な5大栄養素について解説しつつ、より良いドッグフードの選び方や手作りご飯を作る際に注意したいポイントなどを紹介していきたいと思います。

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犬にとって必要な5大栄養素とその効果

犬にとって必要になる栄養素は基本的に人間にとって必要な5大栄養素と変わりません。

ただ身体の構造は違うので、例えばたんぱく質の中でも必要になるものは違ってきます。細かい内訳が人間とは微妙に違うのです。

そこでまずは犬にとって必要な5大栄養素と具体的にどんな栄養が必要とされるのかを解説していきましょう。

1、たんぱく質

犬にとって一番大切なのはやはりタンパク質です。重要なエネルギー源となるためです。主にチキンやポーク、ビーフやフィッシュ系の食材から得られます。

体内に入ったたんぱく質は一度分解されてアミノ酸として吸収され、犬の身体を作るためのたんぱく質として作り替えられます。しっかりとした身体を構成するために必要なのがたんぱく質というわけです。

ちなみに人間に必要な必須アミノ酸は9種類ですが、犬にとって必要なのは人間の必須アミノ酸9種類に「アルギニン」を加えた10種類となっています。まんべんなくカバーできる上質なたんぱく質を擁するドッグフードをあげるようにしたいですね。

2、脂肪(脂質)

脂肪は摂取すると太るというイメージがあるかもしれませんが、大切なのは質と量です。適切な量の高品質な脂肪であればエネルギーの供給に大きく効果を発揮してくれます。

特に皮膚や被毛の健康を維持したり、筋肉が消耗した場合にも回復を手助けしてくれるので必須な栄養素なのです。

ちなみに脳も水分と脂で出来ているので、質がいい脂肪を摂取し続けることは脳の状態を若々しく保ってわんちゃんの健康寿命を引き上げることにつながります。

3、炭水化物

人間にとってのエネルギー減であると同様に炭水化物はわんちゃんにとっても大事なエネルギーを作り出す栄養素です。

ただ、基本的にでんぷんは消化しにくいものなので必須の栄養素でありながら量と質はかなり重要になってきますね。

ドッグフードに含まれる炭水化物としてはトウモロコシなどが圧倒的に多いのですが、犬にとって一番消化吸収しやすい炭水化物の供給源は「お米」です。

炭水化物を摂取するならお米が使われているドッグフードがベストチョイスと言えるでしょう。

逆にトウモロコシ系の原材料を使っているフードの場合は炭水化物の摂取は可能でも、消化不良になってしまいやすいです。小麦や大麦でも摂取可能ですが、こちらはアレルギーのリスクが高め。

4、ビタミン

一言で「ビタミン」と言っても種類はいろいろあり、犬にとって必要なビタミンも限られています。必要なのは以下の通り。

  • ビタミンA・・・視力、皮膚、粘膜の健康維持
  • ビタミンD・・・骨の形成
  • ビタミンE・・・抗酸化作用で被毛や皮膚の健康維持
  • ビタミンB群・・・エネルギーの生成や伝達を助ける

ドッグフードを選ぶ際にもこれらがしっかりと配合されていたり、原材料の中で補うことが出来ているドッグフードを選ぶ必要があります。

犬とビタミンCについて

犬は身体の中でビタミンCを合成できる生き物です。そのため無理に食事の中からビタミンCを意識して摂取する必要はありません。とは言っても加齢と共にビタミンCを合成する能力も衰えていくので、高齢のわんちゃんの場合は食事で摂取することを考えてあげないといけません。

5、ミネラル

犬にもミネラルは必要なのですが、その種類は13種類となっています。

  • カルシウム
  • リン
  • カリウム
  • マグネシウム
  • ナトリウム
  • 亜鉛
  • マンガン
  • セレン
  • ヨウ素
  • ホウ素
  • クロム

結構多いですよね。ただこの中でも特に健康管理に直結する重要なものは「リン」と「カルシウム」の2種類で、バランスを保つことが健康の秘訣です。

リンが多すぎるとカルシウムの吸収を阻害することから骨格形成の妨げになってしまいますし、カルシウムが多すぎると尿路結石となってしまいます。

リン:1に対してカルシウム:2のバランスが犬にとってのミネラルで特に大切な指標となっています。

もちろんこの比率を徹底して守りながら日々の食事を構築するのは素人にはまず無理です。バランスを重視したプレミアムドッグフードで補いたいところですね。

摂取し過ぎてはいけない栄養素

犬にとって摂取し過ぎに注意しなければいけない栄養素は「炭水化物」と「脂肪」です。これらが多くなるとエネルギーが供給過多になって脂肪として溜め込まれてしまい肥満になります。

とは言え、「今日は脂肪と炭水化物が多かったから、明日のご飯から何グラム減らさないと」などと細かい計算をする必要は全く無いです。

普段からわんちゃんの身体に触って肉付きや体重をチェックしておけば、太ってきたときに多少は違いに気づけるものです。

逆にダイエットをするなら「たんぱく質」を多めに摂取させればいいですし、たんぱく質の割合が多めのドッグフードやパッケージにダイエットフードとして記載されているドッグフードを食べさせればいいのです。

犬の手作りごはんの栄養面で注意するべきポイント

最近はわんちゃんの健康のための意識が飼い主さんの間でも高まってきています。手作りのごはんをわんちゃんのために用意するということが割とメジャーになってきているのです。

でも手作りごはんをわんちゃんに作ってあげる場合は、自分で栄養面をコントロールすることが出来るだけにドッグフードを選ぶよりも注意が必要です。

  • 肉の量を50%以上にする
  • 野菜などは必ず火を通す
  • あげてはいけない食材を理解する

まずはこのあたりの理解が必要不可欠です。

犬という生き物は元々は野生で獲物を取って過ごしており、肉が主食ですので肉の割合は多くしなくてはいけません。

そして肉食だからと言って野菜が必要無いわけではありません。野生の犬は獲物を捕まえた時にお腹の部分から食べます。

これは草食動物の胃に入っている消化途中の植物を摂取することで消化しやすい状態で栄養を補給しようとしている野生ならではの知恵なのです。

手作りごはんを与える場合はこの点をしっかりと考慮して火を通して消化しやすい状態にした野菜をメニューの中に組み込んであげないといけないというわけです。

あとはあげてはいけない食材についての理解も必要ですね。(あげてはいけない食材については「食べてはいけない野菜の記事」と「食べてはいけないフルーツの記事」をご確認ください)

最初のうちは楽しんで作れるかもしれませんが、毎日毎食となると結構テンションが下がってきます。ベースとして品質の高いドッグフードを用意しておいて、トッピング的に手作りを導入していくとストレスが無くていいですね。

水も大事な要素

水分は別に栄養素というわけではないのですが、人間と同様に必要不可欠な要素です。

水で注意が必要なのは水の種類と量です。ミネラルの含有量によって軟水や硬水などがありますが、犬に必要なのは軟水です。普通の水道水をあげていれば特に問題は無いです。

ミネラルウォーターなどは含まれているミネラルの種類や量によって尿路結石の原因になったりするので、質がいいからと言ってミネラルウォーターを与えるのはやめた方がいいです。

一応犬用のミネラルウォーターも売っているので、それなら犬の身体に合わせてミネラル成分を調整してあるため基本的には大丈夫なのですが、人間用のミネラルウォーターは厳禁というわけです。

また飲み過ぎには注意してあげましょう。あまりにたくさん水を飲んでいる場合は何か病気を引き起こしている可能性があります。(糖尿病など)

ドッグフードの質が5大栄養素に直結する

結局のところ犬が日常的に口にしているものはほとんどの場合がドッグフードです。そのためいま食べさせているドッグフードで5大栄養素がちゃんと補えているのかというのはとても大きなポイントになります。

質の悪い脂質を使用していたり、吸収しにくいトウモロコシなどの炭水化物系原材料でかさましをしたような粗悪なドッグフードに気づかずに食べさせてしまっていれば、なぜか肥満になってしまったり逆に栄養失調になってしまうなんてこともあります。

  • 5大栄養素を意識したドッグフードであること
  • グレインフリー、もしくはたんぱく質の割合が多め
  • 人間でも食べられるヒューマングレードのクオリティであること

これらをしっかり押さえているプレミアムドッグフードと呼ばれる高品質なドッグフードであればまず間違いはないでしょう。

ちなみにいま一番注目されているのはモグワンです。食材は全て人間が食べられるものを使用するヒューマングレードのドッグフードで、愛犬家の間でも人気があります♪

私も実際に食べさせてみたのでぜひそちらもチェックしてみてくださいね!

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2017.12.16

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