最初はお皿から食べてくれていたのにいつのまにか子犬が餌を手からしか食べなくなるということは実はよくあることです。
でもいつだって付きっきりで手から餌を食べさせるわけにはいきません。出来ればちゃんとお皿から食べるようにしてほしいものですよね。
そこで今回は子犬が餌を手からしか食べないのはなぜなのか?考えられる原因を5つに絞って対策についてもまとめていきたいと思います。
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子犬が餌を手からしか食べないのは悪い事ばかりではない
お皿から餌を食べてくれない以上、手から食べさせることで餌を食べてくれるなら当面はそうするしかないです。食べないでやせ細っていくよりも、手から食べてくれるだけマシというものです。
そして、手からフードを食べていた子もちゃんと改善策を取ればお皿から食べるようになってくれます。
元々てからフードを食べていた子は後からお皿で食べるようになっても
子犬が餌を手からしか食べない5つの原因
子犬が餌を手からしか食べない理由は思った以上にたくさんあるんです。
ここでまず「なぜ子犬が手からしか餌を食べなくなるのか?」の原因について5つ挙げてみたいと思います。
1、器の形状が餌を食べにくくしている
犬種によって口の形状が違いますので、どのわんちゃんも器用にお皿から食べられるとは限りません。お皿の形状によっては餌が食べにくくなって気づいたら食欲も落ちてしまうということもあります。
口元が細かったり、噛み合わせがアンダー(下の前歯が出ている)やオーバー(上の前歯が出ている)になっている場合は、特に平皿などだと食べにくかったりします。
噛み合わせが正しい噛み合わせになっていない、もしくは先天的にアンダーやオーバーになっている子の場合は、いま使っているお皿の真ん中がへこんでいるタイプかどうかを確認したいですね。
2、歯の生え変わりでモノ噛みにくくなっている
子犬は生後半年くらいになると歯牙脱換期といって歯の生え変わりの時期に入ります。普段使っている歯がぐらぐらしてくるのでどうしても噛みにくくなったりします。
これは人間と同じですよね。でもわんちゃんはその理屈が100%理解できているわけではありませんので、「前歯が抜けているから奥歯で噛もう」とか柔軟な対応が出来るとは限りません。
ただ、歯は正しく生え変わってしまえばいずれしっかりと噛みやすくなりますのでこの場合は時間の問題だとも言えます。
3、甘えているだけ
手からしかフードを食べないのは飼い主さんに甘えているだけだったりもします。ただ甘えていると言っても全然ポジティブな意味合いではないです。
皿から餌を食べないことで飼い主さんが心配するということがどこかでわかっていて、甘えるとおやつをくれたりもっと美味しいご飯が出てくるのではないかと期待しているためそうなります。
特に生後半年を過ぎたあたりからは子犬にも自我が芽生えるので、反抗期の一環として餌を食べないことで飼い主さんを困らせて試そうとする場合があります。
4、新しいフードに戸惑っている
フードを切り替えたばかりなのであれば、新しいフードの味やニオイに戸惑っていて普通には食べられなくなることがあります。そこで見かねて手を差し伸べて手から食べることに慣れてしまうといよいよ手からしか食べなくなります。
飼い主さんの手は新しいフードと違って嗅ぎ慣れたニオイがしますのでわんちゃんとしても落ち着いて食べることができるというわけです。
いきなりフードを切り替えている場合に多い現象です。フードの切り替え方にはわんちゃんを惑わせないための手順やコツがあります。1日ごとに3分の1ずつ新しいフードを混ぜて徐々に慣らしていくということです。
5、いまのドッグフードがよほど気に入らない・マズい
もしいま与えているドッグフードがよほどのマズさか、気に入らない味だった場合はドッグフードを切り替えるしか方法は無いです。
特にこだわりなくドッグフードを選んでいたのであれば、ちょっと選び方を工夫するだけで本当にわんちゃんにとって食べたいフードにすぐにでもたどり着けます。
何かしらこだわりを持って今のフードを与えていたのであればとても残念ですが、飼い主さんの事情に合わせて食の好みが決まるわけではないので、本当にわんちゃんが欲しているドッグフードを試してみましょう。
子犬が餌を手からしか食べない場合の対処法
子犬に手から餌を与えるのはできればやめた方がいいです。そのまま定着してしまうと本当に手からしか食べなくなっていってお皿に戻すのが難しくなっていきます。
そこで続いて子犬が餌を手からしか食べない時にどんな対処をしたら改善できるのかを紹介します。すぐに出来る簡単なものもあるので子犬の反応を見ながら試してみるといいでしょう。
フードをふやかしてあげる
子犬の歯は生え変わりの時期などになると特に安定しなくなりますので、早い段階でドライフードをふやかすのをやめてしまうと食べにくく感じてしまいます。それなら今一度ふやかしてみましょう。
水もしくはぬるま湯でドライフードを今一度ふやかしてあげるようにすると食べやすくなって食いつきが戻ってくることがあります。更にぬるま湯を使うことでドッグフードの香りが引き立って食欲も増しますね。
普段あげているドライフードにひと手間加えるだけで出来る対策なので、まずはここから試してみるといいでしょう。
皿から食べない場合はあげない
甘えている場合などには敢えて突き放すつもりで、皿から食べないなら手からもあげないようにするのがいいです。そして数分待っても食べられずに残っている餌はしっかり撤去しましょう。
特に子犬が生後半年を過ぎているなら反抗期に差し掛かっている可能性が高いのでここで甘やかしてはいけません。
反抗期は子犬にとっても大事な時期ですのでちょっとでも妥協してわがままや甘えを許してしまうとその後の飼い主とわんちゃんの関係が逆転してしまいます。
プレミアムドッグフードに切り替える
どうしてもわんちゃんが今のドッグフードをマズいと感じているのであれば食いつきが良くなると話題のプレミアムドッグフードを試してみるといいです。
プレミアムドッグフードは人でも食べられるくらいの高品質「ヒューマングレード」であるものが多いので、わんちゃんとしても手から食べるかお皿から食べるかなんて気にせず勢いよく食べてくれることも期待できますよ。
まとめ
今回は子犬が餌を手からしか食べなくなってしまう原因と、適切な対処法について解説しました。子犬は餌をふやかしてあげることで食欲が増しますので、お皿から食べることに改めて慣れるまでふやかしてあげるのもいいでしょう。
また甘えていて皿から食べない場合は思い切って放置してみるといいでしょう。食べ方がわからないわけではないので、お腹がすいたら自然とお皿から自分で食べてくれるようになります。
餌が根本的に気に食わない場合、マズいと思われている場合はどんなに他のことで頑張ってもお皿から食べてくれるようにはなりません。
餌の見直しをしてわんちゃんにとって本当にいいドッグフードを試してみるといいのではないでしょうか。
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