子犬に餌をあげるとき、すごい勢いでがっついて数分も経たずに空になってしまうなんて経験ありませんか?
私はそんな早食いに危険がたくさんあることも知らず、元気に食べてくれるならそれでいいやと思ってそのままにしておきました。
しかし1週間しないうちにお腹を壊すようになってしまい、早食いには様々なデメリットがあることを知りました。
今回は早食いの危険とは何か、愛犬が早食いをしてしまっている際に気をつけてほしいことや、やっていただきたいポイントなどをまとめていきたいと思います!
早食いはそのままにしちゃダメ!子犬にとっての危険とは
早食いは元気な証拠!なんて勘違いをしてそのままにしておくのは危険です!では、早食いをすることで一体どんな危険があるのでしょうか?
1、消化不良を起こす
私の愛犬がお腹を壊してしまったのは恐らくこの消化不良です。
よく噛んで食べないと消化に時間がかかってしまうことで消化不良を起こし、胃や腸に負担がかかってしまう場合があります。
特にまだ体が成長しきっていない子犬は消化不良を起こしやすく、お腹を壊してしまうんです。
2、のどに詰まらせる
早食いはよく噛まずに餌を丸呑みしてしまいます。それによって餌が喉につまってしまって、むせてしまうことがあります。
私のところもそうでしたが、食べながら「ぐぇっ」と吐きそうになってしまうことがあれば、噛まずに食べているので対策が必要です。
3、胃捻転で命に危険も
最悪の場合は早食いによって「胃捻転」となり命を落とすこともあるのです。
胃捻転とは、胃が揺れることでぞうきんを絞る時のようにねじれてしまう現象で、ドックフードのように胃の中で膨らむ食べ物を早食いした時になる可能性があります。
そのため、餌を一気に食べないよう、時間をかけながら落ち着いて食べさせることを癖付けましょう。
犬は早食いする生き物
犬はもともと早食いをする生き物です。
特に多頭飼いをしている家庭によく見られるのですが、自分以外にも犬がいるとその犬に餌を取られまいと、必死にがっついて食べてしまう傾向があります。
しかしそれは犬の「野生の本能」なので仕方のないことです。
そこで気をつけてあげなくてはいけないのが、私たち飼い主なんですね。早食いをしないように対策して、落ち着いて食べてもらえるように工夫するのです。
早食いをしてしまう愛犬へ、餌を食べさせる時のポイント
早食いをさせないために餌を上げる際、ぜひ取り入れて見ていただきたいポイントがあります。
落ち着いた環境で餌を与える
周囲に気が散るものがあると警戒しながら餌を食べてしまい、早食いに繋がることも。
なので、餌を与える際にはハウスをさせてから、自分だけの落ち着いた環境の中で餌を与えてみてください。
また、ハウスを覚えてもらうトレーニングにもなるので一石二鳥ですよ♪
凹凸のついた食べ辛い器を使ってみる
ペットショップや通販でも買えますが、早食い防止用の凹凸のついた器があります。
これに餌を入れて与えると、凹凸の隙間に入った餌を細かく食べるかたちとなり、早食い防止になります。難なく食べてしまう子も中にはいますが、ほとんどの早食い問題はこれで解決するようです。
1日に与える食事の回数を分けてみる
例えば、1回30gを1日に2回あげるとしたら、1回20gで3回に分けてあげてみましょう。
1度に食べる量を減らすことで一気に食べてしまう量も減り、消化器官の負担を減らしたり胃捻転の防止にもなります。
また、空腹になる前に食事をさせることで早食いの防止にも繋がっていくでしょう。
まとめ
子犬の餌の早食いは消化不良を起こしたり、最悪の場合は命に関わる問題に繋がることもあり、危険がたくさんあります。
なので、あなたの愛犬が早食いをしてしまう子なら対策を今すぐにでもとってあげて、ゆっくり落ち着いて餌を食べてもらえるようにしていきましょう。
私は愛犬に王道のチキンを素材にしたグレインフリーの上質なドッグフードをあげていますが、ゆっくり食べてもらうことで消化不良が改善されたり、うんちの強烈な臭いが解消されたりとよい効果にも繋がりました♪
しっかり食べてもらうことでそのドックフードのよさも引き出されるので、ぜひ早食い対策はとっていくべきだと思いますよ!
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