愛犬が突然苦しそうに呼吸をする!過呼吸と逆くしゃみの見極め

突然愛犬の呼吸が荒くなって、言葉で表すのが難しいですが「フガーフガー」「ブーブー」などひきつけを起こしているような、過呼吸になっているような呼吸になることありますよね。

何かが鼻や喉に詰まっているんじゃないかと不安になりますし、その時私たち飼い主は何をすればよいのか、原因がわからないと対処の仕方もわかりません。

犬の呼吸の乱れは「過呼吸」の場合と「逆くしゃみ症候群」というものがあります。

今回はそれらの見極めと原因、対処法についてまとめてお伝えしますので、もし愛犬がまた同じような状態になったときのために参考にしてくださいね。

【過呼吸の場合】呼吸の仕方はこれ

人間も過呼吸になることはありますが、犬の場合の過呼吸も似ています。

軽い運動のあとや興奮した後に見られがちの症状ですが、「口からの呼吸」が荒くなったり、息が吸い込みづらいためかとても苦しそうにします。

呼吸の音としても通常「スースー」という音が「ガーガー」という音や、息が吸えないため「ヒッヒッ」という音になり、カハッと吐き出すような咳を伴う場合もあります。

次に愛犬が過呼吸になった場合の対処法についてですが、以下の場合は行わないようにしてください。

自身の対処法はNGの場合

  • 運動のあとに起こった過呼吸
  • 激しい咳が出ている過呼吸
  • 痙攣したり震えている場合の過呼吸
  • 愛犬にとって初めての過呼吸

過呼吸の時の対処法

では、愛犬が過呼吸になってしまった場合、少しでも短い時間で抑える対処法についてです。

  1. 愛犬の顎を片手で支えます
  2. もう片方の手の指で数秒間鼻を軽く塞ぎます

以上です。鼻を塞ぐ際は決して押さえつけることなく、優しく添えるくらいにしましょう。

一時的に呼吸を止めることで治りが早くなることもありますので、ぜひ試してみてくださいね。

【逆くしゃみ症候群の場合】呼吸の仕方はこれ

私の愛犬がこの症状になって初めて知った名前ですが、犬の呼吸の乱れには「逆くしゃみ症候群」というものがあります。

逆くしゃみは過呼吸と違って「鼻から息を吸う」ので、口は閉じており鼻から苦しそうな音がします。表すと「ブーブー」という音でしょうか。

一般的には鼻の短い犬種や小型犬に多く見られる症状で、くしゃみを出すのではなく鼻から勢いよく吸ってしまう発作性呼吸とも言われています。

本当に苦しそうにするので、初めての時は私もどうしよう!とパニックになりました。

逆くしゃみの時の対処法

逆くしゃみは20秒〜1分しないくらいで大体は止まりますが、少しでも短く止めるのは過呼吸と同じく鼻を軽く押さえてあげることですね。

あとは息を細かく吸ってもらうために、おやつを鼻の前に近づけるのも方法としてはありますが、そんな余裕がなければ指で鼻を塞いであげるのが早いかと思います。

過呼吸なのか逆くしゃみなのかわからないけど定期的に発作が起こる愛犬であれば、一度撮影して獣医さんに見てもらってくださいね。

危険なのは「過呼吸」を放置しておくこと!

犬の過呼吸はストレスにより過呼吸を引き起こしてしまう場合もあるのですが、たまにしかならないからと行って放置しておくのは大変危険です。

というのも、過呼吸は「病気」によって発症している場合もあるからです。

短頭犬種や小型犬種がなりやすいのは気管の病気、その他には気管支や肺、心臓の病気の場合もあります。

犬の呼吸の変化はこのような病気の早期発見にも繋がりますので、「あれ?この呼吸なに?」と思ったら、まずは原因や症状をしっかりと把握することが大切です。

まとめ

突然愛犬の呼吸が荒くなって苦しそうに息をしていたらすごく驚きますし、パニックになることもあると思います。

犬の呼吸の乱れには「過呼吸」と「逆くしゃみ症候群」のふたつがありますので、まずはどちらなのかをしっかり見極めた上で、病院に連れて行くのかまずは自身で対処をするのか判断していきましょう。

愛犬の何かしらの変化は体のSOSサインであることも多いので、日頃から愛犬の様子を見てあげて、いつでもリラックスして過ごせるようにしてあげられたらいいですね♪

このサイトでは大切な愛犬の健康を管理できるよう、グッズやフードの紹介もしていますので、ぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。

モグワンドッグフードを与えた本音の口コミ!愛犬の食いつき抜群!

2017.12.16

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です