愛犬のおしっこの色がいつもより濃い黄色になる時ってありますよね?おしっこが濃い黄色になるほとんどは「水分不足」が原因と言われます。
ただ、水分不足以外にも考えられる原因が実はいくつかあるんですね。
今回は愛犬のおしっこが濃い黄色になってしまう原因について詳しく解説していきます。また、水分不足がどうしても改善されない場合にオススメの方法も合わせてお伝えしたいと思います!
水分不足でおしっこの色が濃くなる理由
なんとなくイメージはできるかもしれませんが、水分不足でおしっこの色が濃くなるのはなぜなのでしょうか?
おしっこはもともと血液なのですが、血液中の古くなった赤血球が肝臓内で分解され抽出された黄色い成分が、腎臓にたどり着き、おしっことなって排出されます。
腎臓からおしっことなって排出される時、体液の濃さを一定に保つために腎臓内で排出される水分量を調整するんですね。
そのため、体内の水分量が多ければ排出される水分も増えるためおしっこの色は薄くなり、逆に体内の水分量が少なければ色が濃くなるのです。
水分不足以外でおしっこの色が濃くなる原因とは
では、水分不足以外でおしっこの色が濃くなるのはなぜなのでしょうか?水分を与えてもおしっこの色が濃いままだというわんちゃんは、注意して様子をみてあげてほしいですね。
肝臓の病気の場合
体内の毒素を分解してくれるのが肝臓ですが、肝臓が病気になっていて機能がうまく働かない場合、毒素が体中に流れてしまいます。
そうすると、白目の部分が黄色っぽくなる黄疸という症状や、おしっこの色が濃い黄色になる症状が現れたりするんですね。
肝臓の病気は放っておくと重い病気に悪化してしまう場合もありますので、濃い黄色のおしっこが長く続く場合は要注意です。
膀胱炎による場合
膀胱炎は腎臓から尿道までの通路が細菌に感染することで発症する病気です。尿路感染症とも呼ばれます。
オスは尿道が細くて長いので感染しにくいのですが、逆にメスは尿道が太くて短いのでオスよりも細菌に感染しやすいと言われています。
膀胱炎にかかると発熱したり食欲不振になることも多く、排尿には痛みを伴ったり、血尿が混ざることもあるため見た目的には感染しているのかどうかはわかりやすいですね。
いずれにせよ、愛犬の様子を観察して元気があるかないかだけでも判断してほしいなと思います。
愛犬がいつも通り元気なら様子見でOK!
わんちゃんというのは体調も変わりやすく、特に子犬のうちは色々な症状が出たりします。
下痢や食欲不振、おしっこの色が濃くなるのもそうですし、いつもと違う症状が出たら不安になると思います。私も愛犬が子犬のうちは心配になることが本当に多かったです。
ただ、しつけの先生に決まって言われることがありました。
とのことを常に言われていました。なのでこれまで色んな症状で心配になることはありましたが、いつも通り元気がある時は様子見で、数日経てば体調も元通りです。
体調がよくない時は明らかに元気がなくなるので、その時になって初めて病院に行く・・・という感じですね。
ドッグフードをウェットにしてみるのもあり
わんちゃんの中にはどうしても水を飲んでくれないわんちゃんもいるんです。
そんな時にオススメしたいのがドッグフードをウェットも取り入れてみるということです。というのも、ウェットフードは食べないわんちゃんはいないというくらい、ほとんどのわんちゃんは必ず食べてくれます。
なので、水分不足になりやすい夏にウェットフードを取り入れる飼い主さんもいるくらいなんですね。
どうしても水を飲んでくれなかったり、飲む量が少ないわんちゃんにはウェットフードを取り入れるのもよいでしょう。
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まとめ
愛犬のおしっこの色が濃い場合は水分不足のことが多いですが、その他には肝臓の病気や膀胱炎の場合でもおしっこの色が濃い黄色になります。
水分を与えているのに濃い黄色が改善されない場合は、一度病院で見てもらうのがよいでしょう。
ただ、いつも通り元気があるのであれば、水分をしっかりと与えてあげることを意識したり、ウェットフードを取り入れるなど対処をしながら様子見でOKです!
いつもよりおしっこの色が濃いなーと感じた時は、愛犬の様子を観察することから始めてみましょうね。