犬は見ての通り体全部を毛で覆われており、人間よりも暑さには敏感であり、人間と同じように犬も熱中症になるんです!なので夏には暑さ対策は絶対に欠かせません。
涼しいとか、冷たくて気持ちいいとか、犬って感じるの?と思うかもしれませんが、私の愛犬は去年の夏、アイスノン(保冷剤)から離れませんでしたので、犬でも冷たさはわかるようです。笑
室内や屋外などシーンに合わせた暑さ対策を解説しますので、ぜひ今年の夏を乗り越えるために参考にしてくださいね!
この記事の目次
犬も熱中症になる!夏の暑さ対策は忘れずに
人も犬も熱中症になりやすい生き物ですが、犬が熱中症にかかりやすい時期は5月から少しずつ増え続け、7月8月でピークを迎えます。
熱中症を注意したい気温は22℃から、湿度は60%からです。人にとって22℃は涼しい方かもしれませんが、犬は毛がある分体温を閉じ込めやすいので要注意なんですね。
出展:Yahoo!ニュース「犬の熱中症について」>>記事はこちらから
部屋の中で飼っているわんちゃんであれば、窓は開けて風通しをよくしておくことはもちろん、いつでも水を飲めるように新鮮な水をセットしてきましょう。
また、いつでも涼めるようにアルミプレートやアルミジェルマットなど、体を外側から冷やせるグッズを置いておくのもおすすめです♪お手軽なのは保冷剤ですが、保冷剤を使う場合には注意点があります。
犬の暑さ対策で保冷剤って適切?気を付けることは?
保冷剤は大きさもいろいろあって小さいものはお出かけの際のキャリーに、大き目の保冷剤は家で愛犬が涼むようにと、使い勝手がよくとても便利で適切なのですが、注意しなければならないことがあります。
それは、噛みちぎって中身を誤飲してしまわないようにすること。です。
注意する保冷剤の種類としては、凍らせた時にジェル状のまま凍らないタイプの保冷剤です。このジェルを誤飲してしまうと高い確率で死に至ってしまうため、愛犬が保冷剤を噛まないよう注意が必要ですね。
一番は噛んでも破れないタイプの保冷剤を使うのが一番安心でしょう。
犬をお留守番させる時の暑さ対策はこれ!
夏の室内は窓を締めている状態だと40℃を越す場合が少なくないです。そのため愛犬を日中家に留守番させる場合は暑さ対策は必須です!留守番させる時に対策として、何ができるかをまとめます。
- カーテン・レースカーテンは締めて日陰をつくる
- 窓は天気の良い日はできるだけ開けておく
- ケージは窓から遠い場所に設置
- エアコン(プラス扇風機)をつけておく
- 冷却マットを用意する
- 湿度は60%以下を心がける
などなどありますが、住んでいる環境によってはできないこともあると思いますので、まずはできることから行っていきましょう♪
また、エアコンによる部屋の温度を保つための方法には注意点もありますので、そちらをお伝えします。
室内の暑さ対策!エアコンと扇風機をうまく使おう
室内の暑さ対策としてエアコンはとても便利で、部屋の温度を適温に保ってくれますが、全ての犬種がエアコンを必要としているわけではありません。犬種には暑さに弱い犬種があり、以下の犬種があげられます。
これらのわんちゃんを暑さの厳しい都会で飼っている場合は、エアコンは必須でしょう。また、エアコンと一緒に扇風機を使用すると温度調整に効果大です。
エアコンをつけた上で扇風機を回すと、空気の循環が効率よくされるため、少しの時間で部屋全体が適温になります。
愛犬が留守番する部屋のエアコンの適温
室内の温度を低くすればするだけいいものでもありません。また、低く設定したからといって、熱中症に必ずならない!というわけではありませんが、犬が過ごしやすい適温があります。
昼間ならエアコンは25℃〜26℃くらいで設定しておきましょう。
ただ、外の気温はその都度確認して、エアコンが本当に必要かも判断していきましょうね。※電気代がとても高くなってしまいます!
扇風機の風だけでは犬は涼しくない!
覚えておいていただきたいのは、扇風機だけでは犬は涼しくないということです。
犬は人間と違って汗がでる部分は肉球と耳の裏という一部分に限られています。そのため、扇風機の風が当たることで汗が冷えて涼しく感じるのですが、犬は汗をかいている部分に風があたらないので、涼しいと感じないのです。
扇風機を使う際はエアコンと一緒に使うか、霧吹きを扇風機の風にのせて愛犬の体にかけ、霧吹きの水分で涼しくさせるかのどちらかの使用方法をオススメします。
エアコンがない家での暑さ対策は何をすればいいの?
私の住んでいる北海道など、エアコンの必要のないご家庭はたくさんあると思います。そんな時、暑さ対策は何をすれば?と思うかと思いますが、一番は保冷効果のあるものを与えることです。
先ほど保冷剤のお話をしましたが、もし誤飲を心配されるのであれば、ペットボトルに水を入れて凍らせた簡易保冷剤でもOKです♪
中は水なので安心ですし、溶ける時にペットボトルの表面に水滴がつくのでそれを舐めれば水分補給にも繋がります。
私の愛犬も夏にこの凍ったペットボトルを与えたら、あごを乗せたりお腹を当てて丸くなったりとちゃんと使ってくれましたよ♪
犬を屋外へお散歩を連れて行くときの暑さ対策はこれ!
まず、夏に愛犬をお散歩に連れて行くときは時間帯に注意しましょう。おすすめは朝は早く夜は遅く(日の出前、日の入り後)で、街中を散歩する場合はアスファルトの温度にも注意です。
夏にお散歩に連れて行くときには以下いずれかの用意をしていきましょう♪
- 首回りを冷やすための保冷剤(首に巻きつけられるカバーがあるとなおよし)
- 冷たい飲み水
- 凍らせたペットボトル(飲み水や体を冷やす用にも使えます)
- 冷却スプレー
気温の高い日は30分や1時間など長い時間を散歩しなくてもよいでしょう。10分〜20分ほど近所を歩くだけでも犬にとっては運動になります。
愛犬の体調も見ながら、その日にあったお散歩にしましょうね。
餌で水分補給!夏はウェットフードに切り替えもオススメ♪
ここで私からのちょっとしたオススメですが、夏場は与えるフードに「ウェットフード」を取り入れることもやっていただきたいことの1つです。
というのも、ウェットフードはその名の通り水分を含んだ餌なので、ご飯の時にも水分補給ができるという一石二鳥なんですね。
暑くなってくると水をガブガブ飲むわんちゃんもいれば、逆にあまり飲まなくなってしまうわんちゃんも中にはいます。
なので、普段のドライフードにプラスしてウェットフードも与えてみて欲しいなと思います♪
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まとめ
人間と同じで犬も夏の暑さには弱く、暑さ対策は必須です。熱中症の対策としては十分な飲み水の設置と室内の風通しのよさは欠かせません。
また、保冷剤は中身を誤飲してしまわぬよう、使用するときは飼い主さんがそばにいるときにするか、中身が出てこないタイプの保冷剤を使いましょう。
室内の温度を調整するためのエアコンは扇風機と一緒に使うと効率よく温度調整ができます♪エアコンがない場合は冷却マットや凍らせたペットボトルでも十分体を冷やすことができますよ。
また夏場には与えるフードをドライだけではなくウェットも取り入れることも、水分補給の一環としておすすめなのでぜひお試しあれ♪
いろいろな工夫で暑さ対策をして、愛犬と一緒に気持ちよくすごせる毎日を送りましょう!
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