小さな体に大きな目で愛されており、超小型犬で室内犬としても大人気のチワワですが、そんな愛犬のチワワが餌を全く食べなくて困っていませんか?
いきなり食べなくなってしまったら、その原因も何なのかわかりませんよね。
チワワの性格には総じて用心深く賢いがゆえに臆病な面、忠実で愛情深い面や自我の強さからプライドの高い一面もあります。その性格から餌を食べなくなる原因が隠れていたりもするんです。
今回はチワワが餌を食べない原因や飼い主さんにできる対策を解説します!
この記事の目次
チワワが餌を食べない時に考えられる3つの原因
まずはじめに愛犬であるチワワがなぜ餌を食べなくなってしまったのか、考えられる原因から解説します。
1、周囲の環境などのストレス
チワワは冒頭でも述べたように臆病なところがあるため、例えば引っ越して新しい環境になったり、ケージの位置が変わったり、しつけで怒られたりしたときに非常にストレスを感じます。
さらには、散歩中に知らない人に触られた、トリミングやドッグランなどもストレスになることもあり、何度も繰り返しない方がよいとされる事柄です。
全て取り除くのは不可能ですが、出来るだけリラックスして過ごせるような環境作りに心掛けましょう。
2、わがままによるもの
チワワは他の犬種よりも自我や自己主張が強いとされており、飼い主に対してわがままを言っている可能性も。
餌よりもおやつが欲しい・遊んで欲しいなど、餌以外を要求しているのかもしれません。
その場合はおねだりをしてくるような仕草や餌以外のことに意識を向ける仕草をしますので、構うのではなく餌は片付けてそっとしておきましょう。決して甘やかしてはいけません。
3、餌が味や形が好みじゃない
他の犬種にも見られる傾向かもしれませんが、チワワは嗅覚が鋭く人の約60倍前後と言われており食の好みが強いことがあるようです。
そのため、餌を食べなくなった場合、今与えているドッグフードのニオイや味、質感などが好みでない可能性があります。
また粒の大きさや硬さも少なからず影響はしてきますので、一度ドッグフードを見直してみるのもよいかもしれません。
では、チワワの好きな食材はなんなのでしょうか?
チワワには食の好みがある!?メイン食材には「お肉」を
チワワはお肉の匂いに敏感で、味に関しては甘味とアミノ酸(動物性たんぱく質)を好みます。動物性たんぱく質が豊富なのは新鮮なお肉や魚です。
新鮮なお肉や魚を使用したドッグフードは市販のドッグフードでは以外と少なく、さらに市販のドッグフードには添加物が多く含まれていることがありますので、原材料には要注意です。
ちなみに私が今3匹の愛犬に与えているドライフードはメインの食材が新鮮な鶏肉の生肉です。さらに魚も使用していますので、食いつきはとてもいいんです。
あとは粒の大きさもそこまで大きくなく小粒タイプなのでチワワには食べやすいのではないかと思います!よかったらチェックしてみてくださいね♪
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チワワが餌を残す時は量を見直そう
餌を食べない子の中には「全く食べない」タイプと「餌を残す」タイプといます。この後者である残すタイプであれば、もしかすると餌の量が適切でない可能性があります。
超小型犬で運動量が多いチワワは代謝がよくご飯も意外とよく食べる子もいます。しかし体の大きい犬種に比べれば餌の量は少ないのは確かです。
いつも残す分をチェックして、10gほど残すのであれば毎日の量をその分少なくしてみてください。
ただ、たくさん食べた上で残すというのは、愛犬が元気なのであれば何も問題はありませんので、量を見直すことも考えつつ様子を見ていきましょう。
元気がないときは病気の可能性も
注意したいのは餌も食べなく、さらに元気がない場合です。元気がなく寝ている、横になっている場合はなんらかの病気の可能性もありますので愛犬の様子はしっかり観察してみてください。
食欲がない上に急に性格が変わったと考えられる場合は「水頭症(すいとうしょう)」という病気が有名で、チワワやトイプードルは先天性疾患としてかかりやすいとされています。
また餌以外に口にしたおやつなどを吐いてしまっているのであれば、「糖尿病」や「腎不全」も考えれます。
いずれにせよ、元気がないのであればかかりつけの病院に連れて行ってあげましょう。
チワワが餌を食べない時にできる対策!
元気があるのにどうしても愛犬が餌を食べてくれない時はやはり対策が必要です。今回はぜひやっていただきたい3つのことをお伝えします!
ストレス発散を心がけてあげること
最初にもお話しましたが、チワワは性格上ストレスのたまりやすい犬種です。散歩やドッグランに行くこともよいですが、その子の性格によっては他の犬や飼い主さんがストレスの原因になることもあります。
そこでまずは飼い主さん自身が、愛犬とたくさん遊んであげてください。体を動かすことでストレス発散にもなりますし、何より愛情深いチワワにとっては飼い主さんとのコミュニケーションで絆も深まり、最高の時間になるでしょう。
餌を放置せず与えた時にだけ食べてもらう
みなさんよくやりがちなのですが、餌を食べないからといっていつでも食べれるようにそのまま放置していませんか?これは餌を食べないチワワにとっては逆効果です!
そのまま放置してしまうと「餌がいつまでもあるので、いつでも食べれる」と思ってしまい、餌をだんだんと与えた時に食べなくなってしまうんです。
なので与えてから30分以内に食べなかったら撤去してしまうなど、時間を決めて「与えた時に食べないとダメ」ということを教えてあげましょう。
おやつは絶対に与えすぎない
餌を食べないわんちゃんに必ずと言っていいほど多いのが、餌の前におやつを与えすぎてしまっているというパターンです。
特にチワワは体が小さい分胃も小さいので、おやつを与えすぎてしまうとすぐにお腹がいっぱいになってしまって餌を食べなくなってしまいます。
おやつはしつけの時にご褒美として与えるなどタイミングも決めつつ、1日1回程度におさえておきましょう。
チワワが餌を食べない時は環境と餌の見直しを!
チワワが餌を食べない時はチワワの性格上たまりやすいストレスだったり、わがままを言ってる場合やドッグフードそのものが好みじゃない場合などがあげられます。
環境の改善だったりコミュニケーションを増やしてあげること、餌を一度見直してみるなどしてみてくださいね。
ただし餌を食べない上に元気がないときはなんらかの病気の可能性もありますので、かかりつけの医師にみてもらうことをオススメします。
愛犬の様子を観察しつつ、リラックスして過ごしていけるような環境作りに心がけていきましょう。