犬に生のサーモン(鮭)を与えるのはやめた方がいいです。サーモンは栄養価も高くて美味しいのでわんちゃんにとってもかなりいい食材であることは確かですが生だとデメリットが多いんです。
今回は犬にサーモンを与える際の注意点と栄養価の秘密に迫っていきたいと思います。
生サーモンそのまま与えるのはリスクが高い
生のサーモンをわんちゃんに与えるのは食中毒のリスクがあり、あまりおススメできません。
サーモンには実は寄生虫がいます。アニサキスというもので、よく人間が間違って食べてしまうことでも食中毒を引き起こして問題になることがあるくらいです。
もちろんサーモンだけではなくサバ・イワシ・カツオ・イカ・サンマ・アジなどにも寄生していることが多いので、こちらも要注意です。
というか基本的に生の魚は種類を問わずわんちゃんには与えない方が無難です。サーモンを始めとして魚を使ったドッグフードは他にもあるのでそちらを検討した方がいいでしょう。
鮭を食べさせること自体はアリ
生だと寄生虫による食中毒のリスクはあるものの、サーモン(鮭)自体は犬が食べても問題のない食材です。
ドッグフードにもサーモンを主体とした商品がたくさん存在して出回っていますし、手作りのフードやおやつを与えている飼い主さんはちゃんとこだわりをもってサーモンを意識して与えているケースもあるのです。
ただし、サーモンを食べさせる場合には注意点もいくつかありますのでちゃんとチェックしておきましょう。
犬に鮭を与える際の注意点
- 生食で与えない
- 骨に注意する
- 味付けはしない
サーモン(鮭)を個別に愛犬に与える場合の注意点はこの3つです。
まず生食だと寄生虫によって食中毒になってしまうので絶対にやめた方がいいです。人間が食べる刺身用のサーモンなどであれば寄生虫はしっかりと除去されているので問題はありません。
とは言っても基本的に加熱したものを与えた方がいいですね。寄生虫がいなかったとしてもお腹を壊す可能性は十分にあるので、加熱しないで与えなければいけない理由とかこだわりが特に無いなら加熱するべきです。
それからサーモンの骨は細いです。しかも犬という生き物は食べ物を丸のみするのが普通なのでヘタすると胃腸に骨が突き刺さってしまいます。
手作りフードやおやつなどでサーモンを扱う場合は加熱に加えて必ず骨を念入りに除去しましょう。
それから味付けは絶対にNGです。切り身の鮭などで既に味付けをされているものや鮭を何らかの形に加工して作られた人間用の食べ物は塩分が強烈なので絶対にあげてはいけません。
サーモンの皮は大丈夫?
鮭の皮は特にあげても問題はありません。ただ噛み切れなくて喉に詰まらせる可能性がありますので細かく切ってあげた方が無難ですね。
栄養素としてはコラーゲンなどが豊富に含まれていることから爪や皮膚・毛並みなどがキレイになる他、関節を上部で滑らかにしてくれるので怪我しにくくなります。
鮭の白子は栄養豊富!
鮭の部位の中で是非ともわんちゃんに食べさせたいのは何と言っても「白子」ですね。
鮭の白子はDNAやRNAなどが豊富に含まれるため、食べさせ続けると活性酸素からわんちゃんの身体を細胞レベルで守ってくれます。
そのため白子をたくさん食べさせることによってガン予防も期待できますし、健康寿命が大きく伸びる可能性を秘めているため今後もっと注目されるべき食材と言えるでしょう。
サーモンを使ったドッグフードを食べさせるのが一番
生のサーモンをわんちゃんに与えるのはデメリットが多いのでおススメはしません。加熱したり加工したりも自分でやるのは一苦労です。
そんなことをしなくても原材料としてサーモンを使っているドッグフードはあるのでそちらを試してみるのが手っ取り早いですね。
モグワンドッグフードはドライフードではあるもののウェットフードなみの食いつきの良さがあり、かなり人気が高いプレミアムドッグフードです。
メインの食材の一つとしてサーモンを使っているため、サーモンを単体で食べさせるのと同じ栄養価・効果を期待できるだけじゃなく、鮭を調理する手間が一切かかりませんので手軽です。
愛犬にサーモンを使ったフードを与えたいということならモグワンを一度試してみるといいのではないでしょうか。
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