ネットの口コミで非常に評価が高いドッグフードである「カナガンドッグフード」を購入しましたので実際に愛犬に食べさせてみた私の口コミを紹介していきたいと思います。
カナガンドッグフードはグレインフリーのプレミアムドッグフードということでかなり有名ですが、だからと言って一体何がそんなにすごいのでしょうか？
愛犬に食べさせるドッグフード選びについて迷っているあなたのために、私がうちの愛犬に食べさせて食いつきやうんちの様子がどんなふうに変化したのかの感想を本音で語っていきたいと思います。
この記事の目次
カナガンドッグフードの特徴まとめ
まずはカナガンドッグフードの特徴を３つにまとめてみましたので見ていきましょう。
グレインフリー（穀物不使用）で消化しやすい！
カナガンドッグフードが一番に掲げているのが「グレインフリー」ということです。つまりお米や麦などの穀物を一切使っていないということなのですが、なんでそんなに穀物を使わないのがいいのか気になりますよね？
穀物（特にトウモロコシ）を含んだドッグフードは「かさまし」が出来るので肉や野菜だけで構成されたドッグフードよりも安価に作れます。
でも犬は穀物を上手く消化することができません。
だから穀物を含んだドッグフードは消化不良を起こしやすいという特徴があります。「なんか最近うんちが異常に臭い」とかそういう兆候があれば要注意です。
もちろん全部が全部じゃないですし、犬が消化しやすいように配慮してくれているドッグフードも存在します。犬の個体差や体質によっても変わってくるでしょう。
でも私は獣医さんにうんちを検査してもらって「消化不良」を指摘された時にこのカナガンドッグフードで改善することが出来ました。
グレインフリーのドッグフードには消化しやすいという価値があるのは確かですので消化不良で困っている・迷っているのであれば試してみる価値があるということです。
ヒューマングレードで安心安全
カナガンドッグフードは4Dミート（病気の家畜の肉・死んだ家畜の肉・死にかけの家畜の肉・障害を持った家畜の肉）を一切使っていません。
つまり人間でも食べられるクオリティのエサ「ヒューマングレード」ということになります。
犬も人間も同じ生き物ですし、必要とする栄養素は違えどこの世の中に存在している食材を食べているわけですから「人間は食べられない品質だけど犬は食べられる」というのはよく考えたらおかしい事だと思いませんか？
ヒューマングレードは安全性の一つの指標となっているわけですね。
野菜やハーブでヘルシー
カナガンドッグフードは穀物不使用ですが、その代りに野菜やハーブなどの厳選された食材がバランスよく配合されています。
- エンドウ豆・エンドウタンパク
- ニンジン
- リンゴ
- ほうれん草
- ジャガイモ
といった栄養豊富な多くの野菜と、
- マリーゴールド
- カモミール
- オオバコ
- アルファルファ
などの複数のハーブ類が配合されています。
実はこれだけの栄養素が揃っているドッグフードって少ないんです。一見口コミでの評判が良くても、どれかが欠けていて「惜しい！」って思うことが多いです。
ドッグフードでこれだけしっかり考えて作り込まれたものはそう多くはないです。カナガンさえ食べていれば犬にとって必要な栄養素は全て補うことが出来るように作られているというわけですね。
特に子犬のフードをどうしようか迷った時は一度は試してみたいところです。
カナガンドッグフードを実際に購入してみました
ここからは私が実際にカナガンドッグフードを購入した際の様子を写真つきで紹介していきたいと思います。
こちらがカナガンドッグフードの外箱です。しっかりとした段ボールを使っているので中身はちゃんと守られています。
中を開けるとこんな感じ。今回はカナガンのドライフードと缶詰に入ったウェットタイプのフードを合わせて購入しました。
その他は納品書くらいで余計なチラシ類などはほとんど入っていなかったです。ゴミにならなくていいですね。
カナガンドッグフードのドライフードを開封
これがカナガンのドライフードの2キロ入りの袋です。基本的には全部英語で書かれていますが、これはカナガンドッグフードが基本的にイギリスで作られていて、それを輸入しているためです。
原材料表とか商品として必要な表記については裏面に日本語で書かれたものがシールで貼ってあるので安心して大丈夫です。
それからこれは海外製のドッグフードに多いことなのですが、一度袋を開くと密閉するためのチャックみたいなものがありません。
ちょっと気になってしまうポイントだったりしますが、100均とかで売っている袋を密閉するための器具を買ってきてもいいですし、もし無ければ洗濯ばさみとかで挟んでおくのもアリです。
粒はこんな感じでとても小さいです。子犬や小型犬が食べても大丈夫そうですね。ドッグフードのニオイではあるのですが、他のドッグフードよりもチキンっぽいいいニオイがします。
カナガンドッグフードの缶詰タイプ（ウェットフード）を開封
続いて缶詰に入ったウェットタイプのフードです。
カナガンの缶詰は1缶で395g入りで、3缶から購入が可能です。3缶1セットなので3缶以上買いたい人は6缶、9缶という量で購入しなければいけません。
開封してみると中には隙間なくぎっしりとフードが詰まっています。
チキンと野菜のいいニオイがしています。スプーンですくってみた時の手応えがすごいですね。ゴロゴロっとした肉感があるのでとても食べ応えがありそうです。
カナガンドッグフードを愛犬に食べさせた結果
では続いて早速カナガンドッグフードのドライフードとウェットフードを実際に小型犬の子犬に食べさせてみたいと思います。
この子はマルチーズとチワワのミックスの子犬なのですが、すぐに食いつきました。ふやかしてはいませんが、粒が小さいので特に食べにくそうにはしていないです。
次はウェットタイプのカナガンドッグフードです。缶詰からお皿に出してみました。
こちらも食いつきは抜群ですね！飼い始めで慣れない環境でちょっと食が細くなってしまっていたのですが、カナガンだとガツガツと食べますし、すぐになくなって満足そうな顔をしています。
今回は検証のために個別に食べさせてみましたが、ドライフードの上からウェットフードを少量かけて混ぜ合わせて食べさせるというのも食いつきをよくするという意味では効果的です。
ドライフードだけだと飽きてしまうこともあるので、アクセント的に使っていくといいですね。
カナガンドッグフードへの切り替えのポイント
カナガンドッグフードは確かにとてもいいドッグフードでした。でもいつものドッグフードからいきなり切り替えるとかえって食いつきが悪くなってしまうこともあります。
いつも食べている味からいきなり変わると戸惑ってしまうのは仕方のないことなのです。そこで一工夫が必要になります。
このようにいつものフードに対して３分の１くらいの割合からカナガンドッグフードを混ぜてみましょう。これなら最初はほとんど普段のドッグフードと変わりません。
ここから徐々に全体の半分。ちょっと慣れてきたら３分の２と、カナガンの割合を増やしていきます。だいたい2～3日くらいかけてカナガンオンリーにしていくのです。
これはカナガンに限ったことではなく、食べさせているドッグフードから他のドッグフードに切り替える時に使える工夫なので知っておくといいのではないかと思います。
カナガンドッグフードでも食べない子はいる
他のサイトなどで口コミを見ていると「カナガンなら大丈夫！」と半ばゴリ押ししている様子を見かけます。
確かにカナガンはプレミアムドッグフードなので質の高い素晴らしいフードですが、ハッキリいって期待し過ぎないようにしてほしいなと思います。
カナガンでも食べない子はいます。飼い主がいいと認識しているモノが犬にとって必ずしも美味しいものであるとは限らないのです。人間だって好みがあるんですから犬も同じです。
しかしカナガンはプレミアムドッグフードの中では知名度もあり、品質も確かなので一度試しておいて損はないのです。輸入販売の体制が整っていることから、いざしっくりきた場合に定期購入で安定的に同じものを供給できるというメリットもあります。
もしダメだったら次からは別のプレミアムドッグフードを試してみればいいのです。
カナガンドッグフードにして犬はどう変わった？
うちの愛犬は獣医さんに「消化不良が見られる」と診断されていました。便の中に消化しきれていないフードが混じっているんですね。
まずこの消化不良による未消化便は無くなりました。
未消化便はフードのニオイがするので食糞の原因になってしまったりします。
子犬の時に食糞の癖がつくと「うんちは美味しい」と覚えてしまって癖でずっと続けてしまう子もいるため、なんとしても解決したかったのです。
結果的に食糞も無くなったのでかなり満足いく結果でした。
そしてやはり食いつきが圧倒的によくなりました。安心して与えられるフードに対してしっかりと食欲を示してくれるというのは飼い主としては物凄い安心感です。
カナガンドッグフードの価格について
ドライとウェットの２種類のカナガンドッグフードは公式サイトでそれぞれ3960円で購入することが出来ます。
私はとりあえずドライフードとウェットフードを両方同時に注文してみましたが、必ずしも一緒に買う必要はないと思います。
まずはドライフードを試してみるというのが一番です。これだけでも消化はかなり良くなりますし、消化にいいので食いつきも良くなっていきます。
多頭飼いとかじゃなければまずは1袋で十分です。毎日2～3食でも1ヶ月～1ヶ月半くらいは持つはずです。
カナガンドッグフードの公式サイトで定期コースの特典を見てみる
カナガンドッグフードの総合評価
最後にカナガンドッグフードを愛犬と一緒に体験してみた感想を総合評価としてまとめつつ、カナガンドッグフードはどんな時に買うべきでどんな時には買わない方がいいのかをお伝えしたいと思います。
こんな人は買わないで！
- いま食べさせているドッグフードで問題が無い
- フードなんて安ければなんでもいい
カナガンドッグフードは決して安いものではないです。何キロもの内容量で数百円しかかからないフードもある中で、何の悩みも不安も無いのであればわざわざ高いものを選ぶ必要はないと思います。
そして安いフードは確かに粗悪な原材料を使っている可能性が高いのですが、それでも合う合わないはそれぞれあると思います。
今のフードが安かろうが高かろうが、とても美味しそうに食べていて身体にも健康面的な不安が見えないのであればそれはある意味しあわせな事ですので敢えてフードをカナガンに替える必要はないかもしれません。
こんな人は買う価値があるかも
- 獣医さんに「消化不良を起こしている」と言われた
- 食糞してしまって困っている
- 最近なんだか食いつきが悪くて心配だ
- うんちが異常なまでに臭い
- 現在のフードを食べさせ続けることに不安がある
カナガンドッグフードは犬にとって消化しやすいものと消化しにくいものをしっかり切り分けて配合する材料を厳選して作られています。
便検査などで消化不良について指摘されている場合はまずフードから替えてみる必要があります。
そして食糞やうんちのニオイがキツくなる現象についても、根本的な原因を探ると消化不良が原因であることが多いです。未消化便はフードのニオイが混じっていることがあるので犬としてもつい食べてしまうのです。
食いつきが悪くなってきているのであればとりあえずまずはフードを変えてみることが先決です。
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